外壁塗装は、家の寿命を長く保つために欠かせないメンテナンスです。
雨漏り対策はもちろん、美観を維持し、家の価値を高める効果も期待できます。
しかし、いざ外壁塗装を検討しようとすると、様々な塗料があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、外壁塗装の重要性、防水塗料の種類と特徴、選び方について解説していきます。
□外壁塗装の重要性は？雨漏り対策だけじゃない！
外壁塗装は、雨漏り防止だけでなく、家の寿命を長く保ち、美観を維持する上で重要な役割を担います。
外壁は、紫外線や雨風、気温の変化など、様々な外的要因に常にさらされています。
そのため、経年劣化によってひび割れや剥がれなどが発生し、雨水が浸入しやすくなってしまいます。
雨水が浸入すると、木材腐朽や鉄筋の腐食、シロアリ被害などの深刻な問題を引き起こす可能性があります。
最悪の場合、家の倒壊に繋がるケースもあります。
1: 外壁塗装のメリット
外壁塗装には、以下のメリットがあります。
・雨漏りを防ぎ、建物の寿命を延ばす
・外壁の美観を保ち、家の価値を高める
・断熱効果を高め、省エネ効果も期待できる
・防汚効果で、汚れが付きにくくなる
・外壁材の保護、劣化防止
2: 外壁塗装の必要性
外壁塗装は、建物の状態や地域、気候条件によって、適切な時期に実施することが重要です。
目安としては、築10年を過ぎたら、一度専門業者に点検してもらうことをおすすめします。
□防水塗料の選び方！種類と特徴を理解しよう
外壁塗装には、様々な防水塗料があり、それぞれ特徴やメリットが異なります。
用途や予算に合わせて適切な塗料を選べるように、代表的な3種類の防水塗料を詳しく解説していきます。
1: シリコン系塗料
シリコン系塗料は、耐久性と価格のバランスに優れた塗料です。
一般的な塗料に比べて、耐候性、防汚性、撥水性に優れており、長期間美観を保てます。
また、価格も比較的安価なため、多くの住宅で採用されています。
2: フッ素系塗料
フッ素系塗料は、シリコン系塗料よりもさらに耐久性に優れ、耐候性、防汚性、撥水性も非常に高い塗料です。
汚れが付きにくく、長期間美観を維持できるため、高級住宅やマンションなどに多く採用されています。
ただし、シリコン系塗料よりも価格が高いため、予算と相談して検討する必要があります。
3: ラジカル制御型塗料
紫外線などで塗膜が分解され、「ラジカル」を発生させます。
この「ラジカル」が原因で起こる、壁を触った時に白い粉が手につく、「チョーキング現象」の発生を抑える塗料です。
4: 無機ハイブリット塗料
無機のキズに強いメリットに、有機の割れにくいメリットをプラスした強い塗料です。
また、耐汚染性により、付着した汚れも雨水によってセルフクリーニングされ、美しさが長持ちします。
□まとめ
外壁塗装は、雨漏り対策だけでなく、家の寿命を長く保ち、美観を維持する上で重要なメンテナンスです。
防水塗料には、シリコン系、フッ素系、ラジカル制御塗料など、様々な種類があります。
それぞれ特徴やメリットが異なるため、用途や予算に合わせて適切な塗料を選びましょう。
